カッパの恐怖

この夢は、ヌコるさんが見た夢をもとにボクがアレンジを加えました。


私は遊園地に来ていました。
ジェットコースターや観覧車など、一通り遊んだ後、
なんとなく、空中ブランコに乗りたくなったのです。

ところが、その空中ブランコは座るところがありません。
鎖だけなのです!!
しかし、どうしてもブランコに乗りたかった私は
振り落とされないよう、必至で鎖にしがみついていました。

「他の人は大丈夫かな?」

そう思って周りを見渡すと
なんと!私以外のお客さんはみんなカッパなのす!!
たくさんのカッパがしがみついてぐるぐる回っている状況を思い浮かべて下さい。
何て楽しい光景なんでしょう!

いつのまにか私自身もカッパになっていました。
「あー、気持ちいいなー。」

そのときです。なにやら殺気めいたものを感じて、後ろを振り向くと
後ろの・・ ・・・・後ろのカッパが私を殺そうとして来るんです!!
しかも大きな出刃包丁を構えています!

「きゃ〜!!」

私は必死で下でブランコの回る早さを調節している
教育テレビの歌のお姉さんにそれを知らせようと試みました。

「だんご3兄弟♪ だんご!!」

しかし、歌のお姉さんは
「ハイハイ、みんなもっと早く回って!!」
などと全然気付いてくれません。
そうこうしているうちに後ろのカッパがすぐそばまで迫って来ています。

「きゃあ、やめて!!うわぁ〜、殺される〜!!」

ザクッッ!!!

・・・私は血まみれでぼやけてよく見えない目を歌のお姉さんの方に向けました。
お姉さんは相変わらず
「はい、今度はちょっと早すぎるわよ!!」と調節で頭が一杯のようです。
私はもうろうとした頭で、「カッパの血も赤いんだなぁ・・・」と考えていました。

はっと気付くと私は机の上に突っ伏していました。
どうやら試験前で勉強中に寝てしまったようです。
広げたノートを見ると

「練の習入れはボーっとしていると見つける」

と書いてありました。

何かの暗号か?

いいえ、私はこれを書いたときの記憶があります。
寝ていて、はっと気付いたのです。「そうだ、漢字練習しなければ。」
しかしペン入れはどこに行ったんだろう。
あぁ、寝起きで頭がボーっとして考えがまとまらない。
でも、勉強しなければ、とりあえずノートにペンを走らせよう。もう試験まで時間がないんだ。

 ・・・・・・  

そうこうしているうちにまた眠りに落ちていったのです。
この暗号はその時の寝ボケの産物でした。
でももうしっかり起きたから大丈夫。
その時、パラリと何かが落ちました。

「なんだろう?」

拾い上げるとそれはカッパの絵のかいた下敷きでした。
以来、この下敷きを頭の下に敷いて寝ると
あの呪われた夢を見るようになってしまったのです。

(驚いたことに全部実話。いっさいの脚色はありません。ホントに。JAROに電話してみてもいいよ。) 

 


home     ご意見・ご感想はこちらまで
Copyright (C) Kato Keiichi 1999. All Rights Reserved.