「あ、11時半だ。喫茶店でも行こうかな。」
そう思ったボクはなにげなく空を飛んだ。
なぜ飛べるのかって?
そりゃあ、この方が早いからさ。
ひゅいーっ
からんからん
「いらっしゃいませ。」
「コーヒー、ひとつ。」
昼時なだけあって、周りのみんなはランチを食べている。
「おい。」
あ、やばい上司だ!
ボクの上司3人が店にやってきた。
「何だ、昼飯か? でもちょっと早いなあ。」
しまった、こんなところで見つかるなんて。
気まずくコーヒーをすすって、急いで店を出た。
・・・時間は過ぎて午後3時。
「お、そろそろまた喫茶店でも行くか。」
ひゅいーっ
からんからん
「いらっしゃいませ。」
え?
ボクは目を疑った。
午前中まで喫茶店だったこの店は、
いつの間にかパチンコ屋になっていたのだ!!
じゃーんじゃんじゃんじゃらじゃっじゃじゃんじゃじゃじゃじゃん
軍艦マーチが鳴り響く中、おもむろに台を選んで座った。
じゃらじゃらじゃらじゃら ぴろりろぴろりろ
おおーっ、大当たりだ!やったぜ!!
玉がいっぱい入った箱を抱えてカウンターへ行くと
コーヒー・チケット2枚と交換してくれた。
チケットの裏にはのりがついててシールになっていた。 (注:ボクはパチンコやりません。)
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