夜も更けて、あたりは一面の暗闇だった。
突然、漆黒の空に雷鳴がとどろき、
激しい雨が横殴りに窓ガラスにぶつかってきた。
ボクは走っている。
どこかの建物...あ、ここは小学校だ。
息を切らして階段をかけ昇り、四階の教室へと向かう。
うわっ!
ボクは腕に何か触ったのを感じて思わず大声を上げた。
体長20cmはあるだろう。
腕に触れたそれは巨大なゴキブリだったのだ。
ギャー!!
あわててゴキブリを振り払った。
よく見ると普通のゴキブリではない。
頭に角が生えているのだ!!
その角はキリンの角にそっくりだった。
ボクは懐中電灯をつけ、暗い廊下を照らした。
・・・・・・
ボクは息をのんだ。声も出ない。
壁、床、天井、ありとあらゆる所にゴキブリが張り付いている!
皆、角の生えたやつだ!!
一刻の猶予もない。
早くここを立ち去らねば!
そう思って、後ろを向いたとたん、
一斉にそのゴキブリたちは襲いかかってきたのだ!!
頭のてっぺんからつま先まで、体中に張り付いてくる!
息が..できない...
意識がもうろうとしてきた。
もう...ダメか....
こんなところで死ぬわけには...
オレには地球を救うという使命が...
その時だ!
ベルトのバックルが強烈な光を放ち、ゴキブリたちの目をくらませた!!
『今です、お行きなさい。』
ありがとう、女神さま!
僕はこのスキに逃げ出したのだった。
待ってろ、暗黒王デストロン!
お前の勝手にはさせないぞ!!
ふぁ〜あ、
なんか今日も眠いなぁ。
今、何時かな?
あっ、しまった、遅刻だ!!
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