不連続ネット小説 「お話の国」


休日

作:モルヒネさん

ピンポーン!ピンポーン!

『だれでイ!』
ガタンとドアを開けた私は、
その拍子に頭髪が全部抜け落ちました。
なぜなら、ドアの向こうは鏡だったのです。

『こしゃくな!』
鏡を突き破った私は、
裸足で近所のドラネコを追いかけていきました。

『髪を返せ!』
なんと!ネコの口は掃除機だったのです。
足が痛くなってきた私に 直射日光が追いうちをかけました。
右手の小指が鳴っています。

『あ。ごめん。ちょっと電波が?え?聞こえないって!』
掃除機です。
掃除機がうるさくて声が聞こえません。

『相手にとってふそくなし。』
遂に、私の左目から発せられる
FMの電波が奴を捕らえるときがきました。

『食らえ!』
膝に激痛が走りました。
電池切れです。

『今日はこれくらいにしてやる。』
頭をさすりながら、
歯茎の出血をリンゴのかじりすぎだと自画自賛 しました。

夕日がきれいです。

 

 


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